今日午前 ある地方の老人憩いの家で開かれた「後期高齢者医療制度」懇談会に参加させていただいた。
75歳で「あんたらは、病気も多く、ぼけも見られるし、いずれ死んでいくから」別の医療保険を作りました。銭金の心配も自分らで…と突き放す ひどい国だ
その憩い家の欄間に額に入り達筆で書かれた、おもしろい文書を見つけたあいにくカメラを持っていなかったので、文書などの雰囲気が伝わらないのが残念だけど まぁ読んでみて下さい。(^^;)
一、ぼけたらあかん 長生きしなはれ
年をとったら、でしゃばらず
憎まれ口はなき事に 人の陰口言わないで
他人の事は、ほめなされ
聞かれりゃ教えてあげなはれ
知ってる事でも知らんぷり
いつでも、あほでいるこっちや
二、勝ったらあかん負けなされ
いづれ 世話になる身なら
若いもんには花もたせ 円満にいくことですわ
いつも感謝 感謝 忘れずに
どんな事でも「へぇおおきに」と
三、お金の欲は捨てなはれ なんぼ銭金あってでも
死んだら、もって行けまへん
あの人は「ええ人やった」
そない人から言われる様に生きてる内に
はっきり言って 山ほど徳を積みなはれ
四、といふのはそれは表むき
ほんとは銭を、離さずに
死ぬまでしっかりもちなされ
人にけちと言われても
内緒やけれどほんまだっせ
五、昔の事は、みな忘れ じまん話はしなさんな
われらの時代はもう過ぎた
なんぼがんばり力んでも 体がいう事ききません
あんたはえらいわ わしゃあかん
そんな気持ちで、おりなはれ
六、わが子に孫に、世間さま
誰方からでも慕われて
ええ年寄りになりなはれ ぼけたらあかん
そのために頭の洗濯生き甲斐に
何かひとつの趣味もって
せいぜい長生きしなされや
ホント長生きして この国のかたち変えませんか
全ての世代が「共育ち」で社会の中で存在している。そのな想いです(^-^)
文明社会と言われるものは、そんな風に受け継がれていくのでしょうね。前に書きましたが「子ども嫌うな、自分も来た道じゃ。年寄り嫌うな、自分も行く道じゃ」です。(-_-;)
投稿情報: カム→にゃこりんさん | 2008年9 月 6日 (土) 12:53