今からホームレス支援団体の会議に出かける
会議に行く前に、市の外郭団体が発行する「シニアのための市民活動紹介」パンフに投稿する記事をブログで紹介しておく
駅前でMさん(41歳男性)。2週間前大阪から歩いてきた。新聞の配達・集金などの仕事で働いていたが突然リストラされた。
14年間働いたが退職金、失業保険なし。母親の病気で借金をしたが、甲斐なく母は死亡。借金だけ残り、差し押さで着の身着のまま出てきた。所持金は1円玉5枚。水を飲んでしのいでいた。もう死ぬしかないかなと思っていたところ声をかけてもらった。今まで仕事は自分から辞めたことはない。とにかく働きたい!
車上暮らしのHさん(54歳男性)。寮付のガードマン会社で働いていた。腰痛でクビ、寮を追い出され車上暮らしとなる。病気を治して働きたい!切なる願い。
自立支援に向けて、まず、寝る場所、食事の提供、手早く連携をとり、自立を始めたホームレス経験者が相談に応じる。次に、家探しが肝心。条件は、敷金・礼金、不動産手数料、保証人家賃の前払い等無しで探す。が、事は至難の業。何とか賃貸契約書を結ぶメドを立て、生活保護の申請に同行。
こうした積み重ねで、2002年末から200名弱の自立支援を行っている。最近では、専門家も参加する反貧困ネットワークとの共同も広がりを見せている。
さて、寒さが日増しに増すこの頃、年末の支援・相談活動へ向けて打ち合わせに行ってきます
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