「おくどさん」とは、ご飯を炊く釜戸(かまど)のことだけど、京都の町屋では、入り口から裏口まで通っている庭(通り庭)に、井戸や水屋と一緒に「おくどさん」がある
今日、まちづくりの仲間たちが集まってお茶している時に、「おくどさん」の話になったわけ仲間の一人の家は旧街道に面していて、「おくどさん」が今でもある家。その家も白アリの被害も出始めたり古くなったので改装をした時にも、構造的にはそのまま保存
ところで、話しは、去年の夏、風通しを良くするために格子戸を開け放ち、玄関は「のれん」。心地よい風が通り、奥の間で家族が食事をしていた時、突然「食事出来ますか」と男の人が入って来て家族はキョトン
日が落ち薄暗い時刻で、風にそよぐ「のれん」越しに食事風景が映り、民芸風料理屋さんと思い込んで入ってきたそうだ
街道沿いを「町並みウオッチング」で散策するグループの方からも、「おくどさん」のある町屋を見せてと声がかかるそうだ
結構、維持していくのは大変だそうだけど、「カフェ」にでもしたらどうかとか、お抹茶カフェが良いとか、勝手に盛り上がり その家の周りはには、コイン駐車場が虫食いのように増加している。それぞれ事情があるんだろうけどね町並みを残すのは個人のがんばりでは限界があるよね。もったいないと他人は思うけど
写真は、プラハの京都飯店。通りから奥まったと所に店がある模様。だって店の中までのぞいた訳じゃないので
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