今日、介護保険制度「改正」に向けて学習する機会があり、人間が必ず迎える「高齢期」について話し合った時に、その前提を確認する際に引用した文書が、下記の「高齢化に関する国際行動計画(1982年12月)」
いくつかある項目の一つだけど、深いね意味が
「高齢社会」は人類発展の偉大な成果…野生動物の社会には「高齢社会」は存在しない…
「人類は、長い幼年時代と長い高齢期をその特徴とする。このことが、長い歴史を通じて、年長者が若年層を教育し、価値を伝達することを可能にしてきた。そして、この役割が人類の生存と進歩をもたらした。高齢者が、家庭、近隣、あらゆる形態の社会生活において存在することは、今なお人間に関するかけがえのない教訓を与えている。
高齢者は、単にその生のみならず、まさにその死によって我々全てに教訓を与える。生存者は、悲しみを通して、死者がその労働の成果、後に残した作品や制度、その言葉と行為への思い出によって人類社会に参加し続けていることを理解するようになる。このことは、我々が自分自身の死をより冷静にみつめ、未来の世代に対する責任をより十分に自覚するようになることを促すだろう」
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