今回火災があった「たまゆら」は、夜間のスタッフが少なく、運営責任者は取材に「スプリンクラーや防火設備はなかった」と話しており、福祉施設の運営責任者として、必要最低限の防火対策を怠ってきた人命軽視とも言える姿勢は厳しく問われなければならない
しかし、いま全国で38万人をこえる人が特養ホームへの入居を待っているのに、国が低い施設整備の目標を自治体におしつけ、基盤整備の予算も削減していることは重大で、今回の火災事故の根底はココにあると言ってもいいだろう
待機者の解消をめざし、街なかの特養ホームや、宅老所、小規模多機能型施設、グループホーム、生活支援ハウスなど、住みなれた地域で安心してくらせる多様な施設の整備が必要だ
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