介護認定をめぐって現場は困惑し、利用者さんの不安が増した
と言うのも…4月改訂の新認定制度は、重度の方でも軽度判定されてしまうシステムを導入しようとしたからだ
もともと要介護認定制度は、必要な介護サービスを受けやすくするためではなく、利用限度額を予め決めてしまうものだ 要介護認定という利用制限のしくみ自体が、アメリカの民間医療保険で給付を抑制するための手法として広く普及した「マネジド・ケア」を源流として、勤労者むけの公的医療制度のないアメリカでは、民間の医療保険に入っていても保険者からさまざまな制限が加えられ、満足な医療が受けられないことは、マイケル・ムーア監督が映画「シッコ」のなかで紹介されたとおり
機械的な利用制限のしくみは、国民の生活や権利を守る社会保障制度にはなじまない。必要な医療や介護が享受できる当たり前の社会にしたいものだ
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