九時からのNHKニュースで、診療報酬改定で国民負担が増えると
「増える」ことを強調する報道だった
確かに、今の制度では医療機関受診の際の「負担」は増える
1983年の老人保健法で有料化が始まり、90年代には健康保険本人にも1割負担から2割へ、そして2003年には3割負担へと制度改悪がされた
なぜ、無料だった健康保険本人や無料化が行われていた老人医療制度を有料化していったのか、なぜ、悪名高い「小泉構造改革」は毎年2200億円の社会保障費の削減を行ってきたのか、振り返る・検証する報道が必要じゃないかな
国と大企業の社会保障への負担を減らすため。そして国民負担が増え始めた頃、アメリカ資本の保険会社がドット参入して「医療保険」CMが毎日、新聞一面やテレビCMに登場
負担増を報道するなら、医療費無料が実現している自治体やOECD(経済協力機構)との比較も報道されたらどうでしょう
だって、公的医療制度がありながら通院でも入院でも3割の窓口負担をとられる国は、先進国では「日本」だけってことを
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