橋下知事「国歌斉唱で起立しない教員は免職」読売新聞 5月17日(火)12時4分配信
大阪府の橋下徹知事は17日、入学式や卒業式の国歌斉唱時に起立しない府立学校や公立小中学校の教員を免職する処分基準を定めた条例を9月の定例府議会に提案する考えを示した。 府によると、同様の条例は全国でも例がないという。 知事は報道陣に、「府教育委員会が国歌は立って歌うと決めている以上、公務員に個人の自由はない。従わない教員は大阪府にはいらない」と指摘し、「繰り返し違反すれば、免職になるというルールを作り、9月議会をめどに成立を目指したい」と述べた。 学校での国歌斉唱では、府議会会派「大阪維新の会」が府立学校や公立小中学校の教員に起立を義務付ける条例案を19日開会の5月議会に提出する予定。
大阪府教委によると、政令市の大阪、堺両市を除く府内の公立小中学校教員の処分権は府教委にある。ただ、府教委はこれまで、起立しなかった教員に対しては、懲戒処分で最も軽い戒告にとどめていた。
府立高校関係者は「大阪だけ厳しい処分基準を設けるのはおかしい。処分権の乱用だ」と反発している。
最終更新:5月17日(火)12時4分
憲法を守ろうとしない「特別職公務員」って何だ(>_<)
一人ひとりが実際にどうするかは、歌う自由もあるし、歌わない自由もあるというのが、民主主義のルール。このことは憲法19条「思想、良心の自由」によって保障されている国民の権利だ。
日本の国歌「君が代」は、戦前には、日本の軍事的侵略のシンボルとして使われてきたという歴史的な事実があり、また、歌詞の内容も「天皇の世の中が永続するように」というもので主権在民とは異なる。
「『君が代』は歌いたくない」など「君が代」に批判的な立場をとる自由は、憲法19条に明記された「思想、良心の自由」として、かたく保障されなければならない。
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