町歩きの途中に、立ち寄った本屋の棚で見つけた「ゲバラ最後の時」戸井十月・集英社を今日の移動時間で読み終わった
20世紀の米ソ両帝国主義に翻弄されたキューバ革命や南米各地の背景の中で、命を奪われた「ゲバラ」の歩いた道を作者はたどっていく。当時彼と共に戦った人たちや、彼を目撃した村の人たちを訪ねたインタビューで構成されている
本の一節に紹介されている一文
ゲバラはまた、国家を導くリーダーたる者の規範を、実にシンプルに言い切ってもいる。〔国民の意思を重視するシステムにしたがい、国民の幸福に貢献することを唯一の行動規範とするならば、国を支配するのは簡単だ〕
一度、読んでみると良い 但し、米国の裏庭と言われた中南米のここ数年の変化についても関心を持って知って欲しい。武力ではなく「選挙」を通じ国民の意思を示したことをね
いまの民主党を中心とする政権も、今回の政権選択を選んだ「国民の意思」を忘れないで欲しい
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