塩竃市・港近く(3月18日撮影)
塩竃第二中学校避難所
未曾有の大災害ということを、身をもって感じた。
今回の災害は、あきらかに、阪神大震災とは大きく異なっていて、(延長線上で考えてはいけないが)。被災した範囲が広すぎることなどと、その地勢的条件で今後の「まち(生活基盤の)」の復興が厳しいことが伺えた。また、被災地とそうでない箇所がはっきりしていた。大津波被害とそうでない所の差だ。幸いに津波被害がない町並みは、表面上は全く普通であることに驚く(実際は、家の中は無茶苦茶になったりしているが、家屋倒壊はそれほど目につかなかった)。そして被災した所は、町並みそのものが無く、「まち」が消失している。いま心底、各組織の枠を超えた全国的な長期的支援の必要を感じる。今後、日本の医療界がどう動くかが、真価を試されていると思う。支援に駆けつけている各医療機関・団体の情報発信が必要だ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。