新しい要介護認定調査が4月からスタートする
1月28日付厚生労働省老健局老人保健課の事務連絡では、「4月1日以降の申請者に対して適用」との指示がでていて、介護保険を利用とする高齢者に対して審査する際の基準を「認定調査員テキスト」で示している何処が変わったのか示したのが2009年新版、2006年旧版の比較した表が下の表
どうなるかって言うと、寝たきりで起き上がれない場合、実際に起きるための介護をしていないからと言って=介助(必要)なし=自立となる
車いすなどへの 移乗(のりうつり)は、重度の状態で移乗の機会が全くない場合は 「自立(介助なし)」となり、移動も重度の状態で移動の機会が全くない場合も=介助なし=自立となるなどなど…この様に判定されていくと「介護度が軽度に判定となる」わけ
これまで以上に、認定が軽くなる可能性が高く、実際の高齢者の命や生活の実態からかけ離れてしまう状況が多数生まれるだろう
介護保険制度10周年で、まさに「介護あって保険なし」…今までの介護サービスの質を維持しようとすると、家族の負担増と自己負担額の増が覆いかぶさってくる介護の入り口を狭くする改悪が知らされないまま進行しようとしている
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